- クロスカブは買ったけどキャンプ道具の積載はどうしよう…
- 色々な積載方法があってよくわからない
- クロスカブ用のお勧めの積載方法を教えて!
一般的にクロスカブを購入した方が「積載方法はどうしたらいいんだろう?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、7ヶ月で8000kmのツーリングキャンプを行った私が行き着いた【クロスカブへの積載方法】の『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、クロスカブでキャンプツーリングをする際に効率的な積載方法が分かります。
すでに「クロスカブへの積載方法」を確立されてる方は以下の記事もお勧めです
キャンプツーリングに最適【最強の自立テント】と称されるヒルバーグのスタイカの話
【7ヶ月で8000km】クロスカブキャンプツーリングで実践した積載方法
「クロスカブ110」の紹介と2019年に走った軌跡は下記コンテンツをご覧ください。
クロスカブに行なっているカスタムと装備の紹介
1シーズンで8000kmキャンプツーリングを行った私がクロスカブに行なっているカスタムと装着の紹介を部分別に紹介していきます。
- リアボックス
- CT110純正予備タンク
- センターキャリア
- サイドバック
- フロントキャリア
- バックパック※重要です
①リアボックス
リアボックスはGIVI(ジビ)の32Lを使用しています
フルフェイスのヘルメットも入る大きさです
- ヘリノックス グランドチェア
- 朝食のパン
- 着替え、洗面用具
- 水筒(夏場は氷を入れています)
- 地図
- バイク工具
- 焚き火用の薪(雨天時)
主に上記のギアなどを収納するのに使っています。
基本的に薪を入れない場合は使い残した「薪」を仕舞うスペース分も加味して、余裕を持って荷物を入れるようにしています。
※ボックスの取り付け位置が大切で、ボックスと自身の背中の間に「バックパック」が入るスペースを確保できる位置にボックスを取り付けるようにしてください。
ひとまわり大きい43Lのタイプもおすすめします。
実際に私の友人がハンターカブ125に装着していますが、容積がとても大きくなりゆとりを持った積載が可能になります。
- 1泊程度の荷物だと43Lだと大きすぎる
- 極力バイクの中心に近い位置に荷物を固定したい
- 大きいので見た目が悪くなる
私の場合は上記の理由で32Lを使用していますが、「荷物のパッキングに慣れていない方」や、あまり気を遣いながらギアを選択したくない方などは「大は小を兼ねる」店で43Lをお勧めします。
②CT110純正予備タンク
海外でCT110(ハンターカブ110)の純正オプションとして販売されていたサブタンクになります。
車体のタンク容量が4.2Lに対して1/2ガロン(約2.0L)入るため、トータルのガソリン容量が6.2Lになります。
クロスカブの実燃費はフルパッキングで山間部を走ってもガソリン1Lあたり55kmほど走ってくれます。
単純計算、4Lあれば220kmは走れますので予備タンクは不要だと思う方は多いと思いますが、
- ガソリンスタンドが少ない田舎道や山間部での走行が多い点
- キャンプの翌日はガソリンスタンドが閉まっている早朝から走り出す事が多い点
私がよく走るツーリングルートは上記の要素が多いことから、予備タンクの2Lがあるだけで非常にストレスフリーなツーリングを行う事が可能になります。
また、クロスカブにはリザーブタンクが無いのでその代用ができる点も安心感があります。
しかし、2021年現在ではどこの販売店でも在庫切れとなっております、、
理由としては下記2点の要素が大きいようです。
- 「京都アニメーションの火災事件」から消防法が強化され、携行缶が規制された
- メーカーもコンプライアンスの為、部品番号すら消してしまい入手が難しくなっている
現在ではオークションやフリマサイトでの購入が唯一の入手手段となっているようです。
私が購入した2019年当時は新品未使用品を¥30000(税別)で購入できましたが、現在では中古でも¥80000程で取引されているようです。
③センターキャリア
通称「ベトナムキャリア」と呼ばれているセンターキャリアになります。
主に焚き火で使う薪を積載したり、地図を挟めるて使うのに使用しています。
(※薪を積む際には、固定をしっかり行い走行中の落下などにはお気をつけください)
積載をしていない状態でもキャリアが付いてると「旅感」が出て雰囲気が出ますね。
※上記商品は私が装着しているキャリアとは異なります
④サイドバック
写真のサイドバックは以前に購入した安物のバックパックに付属していたバックを流用しています。
中には「雨ガッパ」「スコップ」「GoProの電池」などを収納しています。
マフラーとの間には自作の遮熱版を取り付け、熱でバックが溶けるのを予防しています。
私はアップマフラーを付けている為、大きなバックは装着できませんが、純正のようなダウンマフラーであれば下記のような大きいサイドバックもおすすめです。
⑤フロントキャリア
追加でフロントキャリアは特に付けていません。
私はキャンプツーリングの際、テントは「ヒルバーグのSTAIKA」を使用しているのですが、少し小さめのスタッフサックに入れ、ベルトでフロントキャリアに固定して積載しています。
フロントにテントをパッキングすると前後の重量バランスが良くなり、走行中、特にコーナーの走行をする際の安定性が良くなります。
私がキャンプツーリングも際に愛用しているテントのコンテンツを下記に記載します。
⑥バックパック
私の場合、キャンプツーリングの積載のカナメとなっているのがバックパックです。
キャンプサイトにバイクで乗り入れできるようであればいいのですが、サイトからバイクを離して駐車しないといけないような営地では、基本「バックパック」「テント」「薪」を両手に持てば完結できるようなパッキングを心がけています。
積載の際にはパラコードでしっかり固定して、走行時は背もたれのようにして使っています。
私が愛用しているバックパックのコンテンツを下記に記載します。
フィンランド軍でも使われている製品で、とてもお勧めのバックパックになります。
このバックパックがないと、私のキャンプツーリングが成立しないと言っても良いほど重要なギアになっています。
まとめ
今回は「クロスカブ」でキャンプツーリング時にお勧めするカスタムと積載方法を紹介しました。
バイクへの積載方法としては、サイドバックや大きなパニアケースなどをたくさん用いればもっと多くの荷物を積む事は可能です。
しかし、クロスカブの排気量は110ccとお世辞にもそこまで力があるバイクではありません、、
私はキャンプツーリングの際には道中のツーリングも楽しみたいですし、バイク本来の機動性能を下げずに乗りたいと思う為、コンパクトなギアを選び、パッキングを工夫した装備でバイクへの荷重負荷を極力減らしてキャンプツーリングに臨んでいます。
バイクでのキャンプは車のそれとは違い、積載や荷物の容量が限られることや、「天候」「営地の状況」「マシントラブル」などへのリカバリーがシビアになってきます。
そんな環境、状況に対して自分の「経験」「スキル」をを用いて、厳選したギアを使いリスクを楽しむ。
そんなところも「キャンプツーリング」の魅力だと私は思うのです。
今回のコンテンツが皆さまの参考になりましたら幸いです。