ピコグリルを180泊で300回以上使った私がピコグリルを解説

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

  • キャンプで焚き火をしているけど使っている焚火台がイマイチなんだよね…
  • 色々な焚火台があってよくわからない
  • キャンプで焚き火をする際にお勧めの焚火台を教えて!

一般的にキャンプで焚き火をされる方が「どの焚火台を買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。

私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。

そこでこの記事では、キャンプで焚き火をする際におすすめの私が行き着いた焚火台【ピコグリル398】の『ギアの紹介』と『具体的な使用例』を解説します。

この記事を読めば、なぜキャンプで焚き火をされる方にお勧めの焚火台が「ピコグリル398」なのかが分かります。

ピコグリルを180泊で300回以上使った私がピコグリルを解説

【Picogrill(ピコグリル)398】の紹介

Picogrill(ピコグリル)とは?

ピコグリルはスイスの「STC社」が製造するコンパクト焚火台です。

2011年にブルーノ・ヴァンゼンリート氏によって設計、デザインされたもので、創作されてからの歴史は意外と浅いメーカーとなっています。

何点かあるピコグリルの商品の中で私が使っているのが今回ご紹介する「ピコグリル398」になります。

ピコグリルが登場する以前は、オートキャンプ用品としての焚き火台製品はハイキング用途として持ち運んで活用するには重量面で厳しいものでした。

また先進的なハイカーが試用していた煙突型のウッドストーブも存在していましたが、小ぶりな枝葉をくべ続けながら火を起こす必要があり、カップ一杯の湯をわかすのがやっとの火力しか得られないことが多く実験的なギアの範囲を出ないものでした。

スイスSTC社のブルーノ氏が開発したピコグリル398は、重量442gとハイキングに持ち運ぶのにも充分な軽量さで、フラットに折りたたんでパッキングできます。組み立ては簡単で、プレートとフレームを組み合わせた独特の形状になります。

他の煙突型のウッドストーブに比べて大きな薪を使うことができることから火も長持ちでき、構造的に一方向に薪をくべるので空気の通りがよく、多少の濡れた薪でも火付けが容易で、少ない薪でも充分な火力を得ることができます。フレームの足部分に一定の高さもあるためグラウンドにダメージを与えません。 (※植生がある場合は念のため下にアルミシート等を敷いてお使いください)

出典:正規代理店WANDERLUST

「ピコグリル398」の情報

重量442g (フレーム202g、シェル164g、スピット38gx2本)、専用袋47g
素材ステンレス鋼
寸法33.5 x 23.5 x 1.3 cm
メーカースイス STC GmbH
権利Picogrillシリーズの商品は、Bruno Wanzenriedによって2011年に創作された応用美術の著作物であり、著作権法21条及び不正競争防止法第2条1項1号又は2により保護されております。模倣や複製は一切許可しておりませんので、類似品にご注意下さい。picogrill®は登録商標です。
出典:正規代理店WANDERLUST

「ピコグリル398」の特徴

1.非常にコンパクト

収納すれば「A4サイズ」程にコンパクトになります。

多くのバックパックにも収納する事ができるサイズですね。

2.組み立てが簡単

展開から設置が非常に簡単です。

少し急げば、約5秒程でも設置ができてしまうほど簡単です。

3.火床が優秀

コンパクト焚火台はコンパクトな分長い薪が使いずらい事が多いですが、ピコグリル398は火床は広いため50cm程の長い薪も容易にくべることができます。

また火床が「く」の字になっている為、薪の下から空気が流入しやすく燃焼効率が良いのも特徴です。

4.調理も快適

オプションのスピット(串)を使えば、クッカーやケトルなどの五徳として使えます。

また、食材に直接刺して直火での調理も可能にしますし。

シンプルですが、ピコグリルと合わせて使うと理にかなった「串」になっています。

5.火床の下でパンが焼ける

火床の下は輻射熱が発生します。

朝食では火床の下にパンを置いて焼きながら温めることができます。

安価な食パンなどでも焼きたてのパンのように美味しく食べれます。

※注意したい事

火床には複数のスリット(隙間)がある事によって薪の燃えたカスが地面にすり落ちてしまいます。

また、火床下部からも輻射熱が出ることもあり枯草などの上で使用してしまうと、地面が燃えてしまう可能性がでてきてしまいます。

ピコグリルを使用する際には、上記対策で「グラスウール」や、100均で売っているような「ステンレスのトレー」を地面に敷いて使用されるのをおすすめします。

私は一斗缶を切断して作ったステンレスのプレートをピコグリルの下に敷いたり、焚き火シートを使用して焚火台から出る輻射熱から地面を守るようにしています。

上記対策は、ピコグリルはもとより他の焚火台を使用される際にも利用していただくことをお勧めしますし、個人的にはお願いしたい取り扱い方法になります。

ロゴス公式サイトはこちら

ピコグリルの寿命

約300回使用してみた私が思うピコグリルの寿命

1枚目の火床は2018年の6月に使いはじめてから1年半後の2019年の12月に壊れました。

この期間で私は116泊のキャンプを行い、夜と朝の焚火を換算すると約150回以上使用した計算になります。

この期間で別記事に記載してある「火床の表替え作業」を2度行い、2度目の作業時に火床に軽く亀裂が入りました。(※ここで表現している「火床の表替え作業」の内容は後日、別記事にてご説明いたします。

1泊のキャンプで1度しか焚火をしない方であれば150泊もつ耐久性がある事になります。

年間30泊キャンプをされる方であれば5年間、年間15泊キャンプをされる方であれば10年間寿命がある事になります。(※ステンレスですが腐食による劣化は考慮しない計算ですね)

※下記追記記事で上記の計算は靴がります。

寿命についての追記(2022/01)

2枚目の火床は2019年の12月に使いはじめてから後の2022年の1月に壊れました。

なんと2枚目の火床は約40回ほどの使用で破損してしまいました。

1枚目の寿命に比べて2枚目の寿命が著しく短かった為、使用した情報を下記に追記いたします。

〜1枚目の火床〜

使用期間:2018年6月〜2019年12月(18ヶ月)

使用回数:約150回

使用頻度:8.3回/月(150/18ヶ月)

〜2枚目の火床〜

使用期間:2019年12月〜2021年11月(23ヶ月)

使用回数:約40回

使用頻度:1.7回/月(40回/23月)

上記の結果からピコグリルの火床の寿命は「使用回数」ではなく「使用期間」の影響が強いという結果となりました。

私としては意外な結果でしたが、以下の点が要因だと感じました。

  1. 焚き火での調理をよく行う私の使い方だと劣化が早まる。
  2. 使用頻度が少ないと熱を加えることによる還元効果が弱くなり劣化が早まる。

ステンレスといえど腐食(酸化)が劣化の要因になってる事を考えると、引き続き3枚目の火床でも耐久テストを行ってみたいと思います。

〜追記〜

その後3枚目に購入した火床のコンテンツを下記にします。

ピコグリルの交換用火床は【キャンピングムーン火床398】がおすすめ

最近売っている類似品について

最近正規ピコグリルの1/4程の価格で売っている見た目がそっくりの焚火台を目にします。

友人所有のそれを拝見しましたが火床の形状もフレームも完全なコピー商品でした、、

そこでユーザー側の選択は2つ

  1. 「STC社」が製造販売をしているピコグリルを購入する。
  2. ピコグリルのコピー商品を購入する。

私にとって焚火台はキャンプギアの中でも非常に大切な道具になっています。

その道具を使うに当たって、偽物が使うことにとても抵抗があります、、

こんなに完成度が高く使い勝手が良い焚火台を作ってくれたメーカーの企業努力に申し訳ない気持ちになってしまうのです、、

これはあくまで個人の自由だと思いますが、メーカーへの感謝の意もこめて私はこれからもピコグリルを使っていきたいと考えています。

まとめ

今回は私が愛用している焚火台【ピコグリル398】の紹介記事でした。

私にとって、キャンプのなかで重要な位置にある焚火。

その焚火を行う為の道具「焚火台」

  • 仕舞が薄く小さい
  • 設置が容易
  • 薪の燃焼効率の良さ
  • 調理にも適した構造

「ピコグリル398」はこの4点の部分で完成されている焚火台だと私は思っています

  • ソロキャンプで使う焚火台を探している方。
  • 今使っている焚火台に不満がある方。
  • ピコグリルの購入を迷っている方。

上記の方は「ピコグリル398」の導入をおすすめします。

  1. […] ピコグリルを150泊で250回以上使った私がピコグリルを解説こんにちはTakaで… […]

  2. […] ピコグリルを150泊で250回以上使った私がピコグリルを解説こんにちはTakaで… […]