- これからキャンプを始めたいけど寝袋の下に敷くマットは何を買えば良いんだろ…
- 色々なキャンピングマットがあってよくわからない
- キャンプで就寝をする際にお勧めのキャンピングマットを教えて!
一般的にキャンプを始める方が「快適なスリーピングマットは何を買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、キャンプの際におすすめの私が行き着いたキャンピングマット【サーマレスト Zライト】の『ギア紹介』と『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜこれからキャンプを始める方にお勧めのキャンピングマットが「サーマレスト Zライト」なのかが分かります。
すでに「サーマレスト Zライト」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです。
【キャンプ入門】スリーピングマットはサーマレストZライトがお勧め
様々あるタイプから「ウレタンマット」を選択した理由
スリーピングマットは大切です
キャンプでの過ごし方は様々ありますが、「心地よい睡眠」は大事な要素になります。
寝心地が悪い状態で過ごし、熟睡ができず「寝不足」で目覚めた朝、、、
睡眠の質が悪いと、せっかくのキャンプが台無しになってしまいます。
今回は私が今まで使ってきたスリーピングマットの中で行き着いたスリーピングマット、【サーマレストのZライト】のご紹介をしていきたいと思います。
マットの効果
スリーピングマットの効果としては下の2点があげられます。
- 地面の凸凹から体を守り、快適な寝心地のする事
- 地面の冷気から体を守り、暖かく快適な寝心地にする事
キャンプサイトの環境や気候によってマットの選び方は多岐になってきます。
タイプ別のスリーピングマットの特徴
スリーピングマットの特徴を種類別に挙げてみます。
【1】銀マット
ホームセンターなどでも売っていて入手しやすい。
他のタイプに比べて安価で購入できる。
シンプルな機構の為、破損の恐れがほぼ無い。
比較的に厚みが薄い商品が多いため、一枚での使用では寝心地が悪くなってしまう事が多い。
他のマットのベースマットとして下に敷くなら汎用性がありおすすめです。
【2】ウレタンマット
寝心地が良い物が多い。
シンプルな機構の為、破損の恐れがほぼ無い。
アコーディオンタイプだと設営撤収がとても楽にできる。
仕舞寸法が若干大きくなってしまう。
【3】エアーマット
ベットの用に寝心地が良い。
設営撤収が面倒で、パンクのリスクがある。
仕舞寸法が大きくなってしまう。
【4】インフレータブルマット
ファミリー用から山岳用まで様々あるが基本的に寝心地はいい。
パンクのリスクがあり、寒い時期は膨らみずらく、口で膨らますと内部にカビが発生するリスクがある。
価格が高い物が多い。
銀マット、エアマット、インフレータブルマットを選ばな買った理由
銀マット
単品での使用ではスペックが低い。
夏を除いての3シーズンでの使用を想定すると選択肢には入りませんでした。
エアマット
私自身使った事はありませんが友人が使っていたNEMO(ニーモ)のマットもパンクした話を聞いていた為、私の中で選択肢にはありませんでした。
インフレータブルマット
ファミリーキャンプ用に購入したノーブランドのマットを当時は使っていましたが、暖かい時期はいいのですが、寒い時期はなかなか膨らまず快適に過ごせませんでした。
また、使用後に空気を抜いて畳む際に意外と労力を使い仕舞寸法も大きくなってしまう為、とても使いづらく感じました。
終いには目に見えないパンクのせいなのか、空気をパンパンに入れても翌朝には空気が抜けるようになってから使わなくなりました。
サーマレストを含めた登山メーカーの商品を検討した時期もありましたが、友人の「NEMO」のインフレーターマットが半年の使用でパンクした話を聞いていたので私の選択肢には入りませんでした。
結果「ウレタンマット」を購入することに
登山をされる方もパンクなどのトラブルのリスクをゼロにする為に、ウレタンマットを使用する方が多いという話を聞いたことがあります。
- 丈夫でパンクの心配がない。
- ソロキャンプではもちろんですが、複数枚並べればファミリーキャンプでも使える。
- 設営、撤収が容易にできる(ファミリーキャンプだとインフレーターマットの空気入れたり、抜いたりするのが地味に面倒でしたがアコーディオン式のウレタンマットを使うようになって片付けがとても楽になりました。)
上記の理由で私はウレタンマットを購入することにしました。
ウレタンマットは【サーマレスト】がおすすめ
THERMAREST(サーマレスト)とは?
サーマレストは「スリーピングマット」「スリーピングバック」「コット」などを主力製品として販売しているアメリカのメーカーです
1972年の創業からこれまで、サーマレストはバックカントリーに赴いて高機能素材やテクノロジーのテストを繰り返してきました。
出典:サーマレスト公式サイト
45年以上に渡るその積み重ねで、私たちは良い道具をデザインし、つくる、いくつかのコツを学びました。
すべてはフィールドでより良い一夜を過ごすために。
世界最軽量の断熱マットレスも、高性能の寝袋も、私たちの製品は探検家やアウトドアの冒険を求めるユーザーに快適な休息を約束します。
ご存じの方も多いとは思いますが、サーマレストのクローズドセルマットはとても優秀です。
「ウレタンマット=サーマレスト」と言っても良いほど、マットレスはサーマレスト社の主力商品になっています。
サーマレストの2つのシリーズ
【1】Zライト シリーズ
アコーディオン状になっていて折りたたむように仕舞えます
片面がアルミ蒸着処理がしてある「Zライト ソル」と通常の「Zライト」があります
【2】リッジレストシリーズ
ロール状に巻くように仕舞えます。
以前は「日本正規代理店モチヅキ」にて、片面がアルミ蒸着処理がしてある「ソーライト」と通常の「クラシック」がありましたが、2023年1月現在では公式サイトから「リッジレスト」の商品自体無くなっていました。
現在ショッピングサイトではクラシックの「チャコールカラー」が販売しているようです。
私が選んだのは「Zライトソル」
「Zライトソル」を選んだポイントは2点です
- 開いたときについている「巻き癖」が使いずらい。
- タープ泊の時などは畳んで座布団のようにも使いたい。
上記の点で私は「Zライトシリーズ」を選びました。
また、長いもので6年程使っていますがこちらを買って良かったと今でも思っています。
ちなみに暖かさを(保温力)示すの数値として「R値」がありますが、「Zライトソル」のR値2.0に対してソーライトのR値は2.8となっています。
暖かさを優先する人はソーライトの選択をお勧めします。
所有している「ウレタンマット」で比較
私が所有している「キャプテンスタック」のマットと「Zライト」を比較してみます。
デザインの比較
左:キャプテンスタックのマット
中:サーマレスト Zライト
右:サーマレスト Zライトソル(アルミ蒸着がされているモデル)
ひっくり返して裏側のカラーを見てみます。
奥:サーマレスト Zライトソル(アルミ蒸着がされているモデル)
中:サーマレスト Zライト
手前:キャプテンスタックのマット
Zライトソルは明るいイエローカラーになります。(奥)
厚みの比較
上:キャプテンスタックのマット
中:サーマレスト Zライト
下:サーマレスト Zライトソル(アルミ蒸着がされているモデル)
上がキャプテンスタックで、下の2枚がZライトです。
明らかに厚みと凸凹の大きさが違うのが解ります。(写真だけだと分かりづらいですが、著しい違いがあります)
ちなみにキャプテンスタックのマットは1年も使用していませんが、ウレタンがすぐにヘタってしまい、使い物になりませんでした。
「Zライト ソル」と「Zライト」の違いはアルミ蒸着の有無と、カラーの違いです。
暖かさを示す「R値」はZライトソルが「2.0」に対してZライトは「1.7」となっています。
私は、真冬は「Zライトソル」をそれ以外の時期を「Zライト」を使っています。
「Zライト」のアースカラーだとタープ泊の際でも景観に溶け込んでくれますし、バックパックに付けても様になるので気に入って使用しています。
まとめ
今回は私が愛用している【サーマレストZライト】の紹介記事でした。
私自身キャンプを始めてから7年が経ちましたが、キャンプを始める時から1つ目のマットにサーマレストの「Zライト」を購入しておけば良かったと今でも思っているほど優秀でコスパが良いマットだと感じています。
また、これからキャンプを始める方の1枚目のスリーピングマットにもとてもお勧めいたします。
「Zライト」は設営撤収が容易ですし、寝心地もイイです。
また真冬の-10℃くらいまでのタープ泊なら難なく使えました。(私の場合は)
- 1年を通して快適な睡眠を提供してくれる性能。
- 6年使用してもまだまだ現役で使えるほどの耐久性。
- 設営、撤収時も簡単に扱う事が可能な利便性。
結論、1枚目のスリーピングマットには【サーマレストのZライトシリーズ】をお勧めします。