- キャンプツーリング、テント泊登山で使える「軽量マット」が欲しいけど、どれを買えばいいかイマイチ分からないんだよね…
- 色々なマットがあってよくわからない
- キャンプツーリング、テント泊登山で使えるお勧めの「軽量マット」を教えて!
一般的にキャンプツーリング、テント泊登山を行う方が「軽量なスリーピングマットが欲しいけど、どのマットを買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、キャンプツーリング、テント泊登山の際におすすめの軽量マットレス【EVERNEW(エバニュー)EXPマット】の『ギアの紹介』と『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜキャンプツーリング、テント泊登山をされる方にお勧めのマットが「EVERNEW(エバニュー)EXPマット」なのかが分かります。
すでに「EVERNEW(エバニュー)EXPマット」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです
【エバニューEXPマット】登山は勿論キャンプツーリングにもおすすめ
特定の条件で使っている「エバニューのEXPマットUL99」
スリーピングマットは、以前「サーマレストのZライト」のコンテンツでご案内致しました。
私がウレタンマットを使っている理由もコンテンツ内に記載しております。
しかしそれとは別で私が所有しているスリーピングマットで特定の条件でのみ使用しているマットに「エバニューのEXPマットUL99」というギアがあります。
今回は私が愛用している「エバニューEXPマットシリーズ」のご紹介をしていきたいと思います
「エバニューのEXPマットUL99」の紹介
EVERNEW(エバニュー)とは?
エバニューは安心の「メイドインジャパン」
金属加工業のメッカである新潟燕三条に拠点を置くメーカーです。
主にトレッキングなどのギアの製造、販売を行っていて、世界中のハイカーやキャンパーなどから支持を受けているメーカーです。
エバニュー・プロダクツの世界観
「EVERNEW」とは「いつも新しいなにかを追い求める」というブランドの姿勢を示したオリジナルの造語で、
創業者の岩井新蔵によって名づけられました。
1924(大正13)年、前身である「増新商店」が金属製運動用具製造販売卸として東京都台東区蔵前に創業し、
1965(昭和40)年に現在の「エバニュー」と改称いたしました。
登山用クッカーの製造を開始したのは1940(昭和15)年、
1950年から60年代にかけての登山ブーム時にはピッケルを数多く製造いたしました。
当時の登山道具はヨーロッパブランドが主流でしたが、「1ドル360円」の時代にそれらは文字通り「高嶺の花」でした。
しかも、彼の地と日本では山岳環境や登山スタイルが異なるため、
日本の登山者にとってヨーロッパブランドの道具は決して使いやすいものではありませんでした。
創業から現在にいたるまで、エバニューは日本の山に合った、日本人のための登山道具をつくり続けています。
社員には登山やアウトドアのエキスパートが多数おります。
彼らの経験をもとにフレームパックやステッキなど、軽さ、強さ、耐久性、安全性にこだわったさまざまな製品を開発してきました。
エバニューでは「質実剛健であること」にこだわっております。
そこには、過酷なアウトドアにおいてユーザーのみなさまに安心してわたしたちの道具を使っていただきたい、
という願いがこめられております。
それを支えるのは、長年にわたる伝統と技術、日本の自然を愛する眼差し、
そして創業当時から変わらない「いつも新しいなにかを追い求める」情熱です。
わたしたちのエバニュー・プロダクツが、みなさまのお力になることを、心から願っております。
出典:EVERNEW公式サイト
EXPマットULシリーズの特徴
サイズ別のスペック
EXPマットUL65
- 軽量化が求められる山行で真価を発揮するEXPマット
- サイズ:65x49x0.9cm
質量:50g - 価格:2,640 円(税込)
EXPマットUL99
こちらは私が使用しているモデルになります。
- 厚さ0.9cmなので丸めてもコンパクト
- 荷物の軽量化にお勧めの半身タイプ
- サイズ:99×49×厚さ0.9cm
素材:PE 軽量クローズドセルコポリマー
質量:90g - 価格:3,080 円(税込)
ナンガの寝袋レギュラーサイズの上にマットを置いてみた写真です。
EXPマットUL180
- 滑り難く耐久性が高い点も魅力。
- サイズ:180×49×厚さ0.9cm
素材:PE軽量クローズドセルコポリマー
質量:145g - 価格:4,620 円(税込)
私は【UL99】を使っています
私の主な使用用途としては下記になります
- バイクキャンプで使用
- トレッキングバックパックキャンプでの使用(まだ未体験です)
要は荷物の容積と装備の重量を極力落とす目的がある時のみ使っています
重さに関しては「サーマレストのZライト」が410gに対して「UL99」は90gとなっています
また、畳んだ時の仕舞サイズがZライトに比べて小さいのが解ると思います
ちなみにこの写真でもだいぶ緩く巻いている為にまだまだ仕舞は小さくする事ができます
【UL99】の長さに関して
私がEXPマットをキャンプツーリングで使用する季節はおのずと冬場以外になります。
実際横になった時に体重が多くかかる部分は「肩、腰、お尻」の3点。
登山泊をされる方々の多くもそうですが、上記3か所がマット上にあることによって、ある程度の寝心地は保てる計算になります。
実際私がキャンプツーリングの時には頭の部分にはアウターや脱いだ服を枕にし、足元にはバックパックを置いて寝ていました。
結果、登山家の方々が行う本当の意味でのUL装備は理に適っているという事になるのです。
※【UL99】と【UL180】は2020年11月時点で廃番になっていました
2020年時点のコンテンツ作成中にメーカーサイトを拝見したところ、UL65以外が廃番となっていました。
私自身は【UL99】を使っていますので大切に使っていきたいと思います。
しかし、UL99のサイズを切って短くして使っている方々がいるという話も聞いたことがありますが、肩から尻までの使用であれば、65cmもあれば十分なサイズなのかもしれません。
※【UL65】も2021年7月時点で廃番になっていました
現在は「Trail mat(トレイルマット)」にモデルチェンジしております
軽さを追求した従来品「EXPマット」にFPマットの硬さと耐久性をプラスした新しいスリーピングマットシリーズになります。
EXPマットがボロボロになったら購入してみようと思います
寝心地はZライトに軍配
寝心地に関してはサーマレストの「Zライト」に軍配が上がります。
EXPマットの厚さが「9mm」という点で、固い地面のサイトだと寝心地が悪く感じてしまう事がありました。
寝心地対策
同社で販売している「FPmat」という商品があります。
軽量バックパックのフレームとしても使え、EXPマットのようなULマットの下に敷いて使うコンセプトになっています。
バックパックのフレームとして使えばコンパクトで仕舞性も高くなりますし、寝心地対策も良くなれば一石二鳥ですね。
今度購入した際にはレビュー記事を作成してみたいと思います。
私の使い方を紹介
テント泊登山
写真は人生初のテント泊登山を行った時の写真です。
ウレタンマットの割にはコンパクトで重さも90gという事もあり、バックパックに外付けしても邪魔にならず快適です。
テントではお尻にしいいて座布団として使用していました。
バックパックに取り付けた見た目も「良し」です。
キャンプツーリング
EXPマットはキャンプツーリングでも活躍します。
写真は「ホンダCC110(クロスカブ110)」でのキャンプツーリングでの写真です。
ちなみに2019年には1シーズンで8000km程走りました。
個人的に「マット」は車体やバックパックに括り付けていた方が「旅感」があって気分も上がるギアでもあります。
この日はハンモックにするかタープ泊にするか迷いながら営地に付きましたが、仕舞もコンパクトなのでエスケープ用に積んでいても邪魔になりません。
ちなみに下はサーマレストのZライトをフロントキャリアに括り付けている写真ですが、個人的にEXPマットの方が見た目が好みです。
マットとランタンがあれば旅感100点ですね
まとめ
今回はエバニューの「EXPマットUL」シリーズの紹介記事でした。
EXPマットは正直毎回のキャンピングで使うようなギアではありませんが、特定の場面ではとても重宝するキャンピングマットになってくれます。
また、同社の「FPmat」と合わせて使う事によって寝心地の改善もしてくれます。
- キャンプツーリングで大きい銀マットを使っていて邪魔に感じている方。
- バイクに括り付けてもカッコいいマットをお探しの方。
- 私のように山登りを始めて、トレッキングキャンプに移行される方。
- ULバックパック装備に追加するマットをお探しの方。
上記の方はエバニューのマットの導入をおすすめ致します。