- ソロキャンプを始めたけど「ウインドスクリーン(風防)」は必要なのかな…
- 色々な「ウインドスクリーン」があってよくわからない
- ソロキャンプにお勧めの「ウインドスクリーン」の使い方を教えて!
一般的にソロキャンプを始めた方が「ウインドスクリーンは必要なの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、ソロキャンプに最適な【ウインドスクリーン(風防)】の『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜソロキャンプ用のギアに「ウインドスクリーン」を選ぶのかが分かります。
すでに「ウインドスクリーン」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです。
【応用編】¥999のウインドスクリーンがソロキャンプで活躍する話
「風よけ」にだけ使うのはもったいないウインドスクリーンの使い方
皆さんはウインドスクリーン(風防)は使われていますでしょうか?
一般的なウインドスクリーンの使い方は「バーナーなどの風除け」だと思いますが、今回は私が実践している「カスタム方法」と「ウインドスクリーンのおすすめの使い方」この2点のご紹介をしていきたいと思います。
一般的なウインドスクリーン
まずは一般的なウインドスクリーンをご紹介いたします
レギュラーサイズ
今回ご案内するウインドスクリーンは一般的なサイズのものを使用しています。
- 高さ:24cm
- 収納時幅:8.5cm
- 使用時幅:約100cm
- 重さ:300g
- 価格:¥950(2020/12時点)
各プレートをバラバラに外す事ができ、使いたい長さで使用できる一般的なウインドスクリーンです。
※下記商品は上記と若干スペックが異なります。
ロングサイズ
長いサイズのウインドスクリーンもあります。
- 高さ:60cm
- 収納時幅:16cm
- 使用時幅:約118cm
- 重さ:1.95kg
- 価格:¥3599(2021/3時点)
焚き火のリフレクターに使用する際には熱反射の効率がいい長いタイプのウインドスクリーンがおすすめです。
アルコールストーブサイズ
アルコールストーブの使用に合わせたサイズのウインドスクリーンです。
- 高さ:11.3cm
- 収納時幅:16.9cm
- 使用時幅:約82cm
- 重さ:40g
- 価格:¥1764(2020/12時点)
アルコールストーブ用のウィンドスクリーンといえば「バーゴ」の商品が有名ですね。
私が実践しているウィンドスクリーンカスタム
ここでは私が実践しているカスタム方法を簡単にご紹介致します。
私は上記で掲載したamazonで売っている¥1000もしないウインドスクリーンを使っています。
実際12枚組みのモノを購入しましたが、使っているうちに長さが邪魔に感じるようになってきましたが「大は小を兼ねる」という事で購入時の状態で使用していました。
ところが山登りをするようになってからアルコールストーブ用の高さが低いウィンドスクリーンが必要になってきたのですが、アルコールストーブ用の小さいウインドスクリーンは大きさの割に価格が高く購入を迷っていました。
そんな訳で私は下の写真のように「分割⇒切断⇒バリ取り」の作業で、すでに所有していたウィンドスクリーンから2つのウィンドスクリーンを作りだす事にしました。
ウインドスクリーンの切断加工は下記のような「金切りばさみ」を用いました。
下の写真が完成したアルコールストーブ用のウインドスクリーンです。
好みの長さで作成できますし、「写真2」のようにピンを差し込めばアルコールストーブを完全に囲う事も出来ます。
アルコールストーブ用のウィンドスクリーンの購入をご検討の方でレギュラーサイズのウインドスクリーンをお持ちの方は上記の加工方法もおすすめ致します。
私が気に入っているお勧めの使い方
今回の記事で一番お伝えしたい内容がこちらになります。
下記に私が実践してきたウィンドスクリーンの使い方の応用編を記載します。
【1】焚き火のリフレクター
1つ目の使い方は「焚き火のリフレクター」としての使い方です。
大人気の焚火台「ピコグリル」のように火床の高さが低い焚き火台を使用する際に、火床の「奥」と「両脇」をウィンドスクリーンで囲うと奥側に逃げる熱が手前に跳ね返ってくる為、体感する焚火の熱が2〜3倍くらいの強さになります。
ウインドスクリーンを置いた瞬間に熱反射がとても強くなるため、初めて試した時にはあまりの暖かさに感動したのを覚えています。
下の写真はInstagramにて「アクアクエスト」にリポストして頂いた写真です。
世界中からの100件を超えるコメントには驚かされましたね。
ウインドスクリーンの「焚き火のリフレクターとしての使い方」は冬にタープ泊などをする際にはとてもお勧めする使い方です。
【2】地べたスタイルのテーブルに
二つ目は地べたキャンプの際のテーブルとしての使用です。
以前から「タープ泊」や「ハンモック泊」の様なロースタイルキャンプを行う際に
- 低く使える。
- 仕舞い寸法が小さい。
- 軽い。
上記の特徴を持ったテーブルを探していました。
そこで私があみ出したのが名づけて「ウィンドスクリーンテーブル」です
- 仕舞寸法が小さい。(24cm×8.5cm×1cm)
- 軽い。(私のモノは6枚にしているので約150g未満です)
- 汚れても汚れた面を折り畳んで仕舞える。
- 価格も安い
理に適いすぎなくらい理に適っているウインドスクリーンの使い方だと感じました。
特に「バックパックでキャンプ」や「タープ泊」などのミニマルなギアを使っての地べたスタイルの際にはとてもおすすめの使い方です。
まとめ
今回は私が愛用しているウィンドスクリーンに対する私なりの「カスタム方法」と「おすすめの使い方」の紹介記事でした。
ウインドスクリーンは様々なモノが売っていますが、今回紹介したモノはAmazonで¥1000程で購入できる商品になります。
高価なギアを使ってのキャンプもいいのですが、安価なギアでも使い方を工夫する事によって、理に適ったギアとして変化して使えるという点もキャンプギアの面白い側面だと私は思います。
今回の事例を実践すれば、格安で自分の好みのサイズのアルコールストーブ用のウィンドスクリーンを作る事ができます。
また、使い方を変える事によって冬に焚き火の熱効率を2〜3倍にする事ができ、地べたスタイルに丁度いい理に適ったテーブルとしても使える事ができます。
今回のコンテンツの情報が皆様のアウトドアライフの参考になりましたら幸いです。
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