ナイフや斧の刃を研ぐのにおすすめの【砥石と研磨剤】の紹介

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  • キャンプ用のナイフを持っているけど、砥石はどれを買えばいいかイマイチ分からないんだよね…
  • 色々な砥石があってよくわからない
  • ナイフを研ぐ際にお勧めの砥石を教えて!

一般的にキャンプでナイフを使う方が「ナイフを研ぐ砥石を買いたいけど、どの砥石買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。

私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。

そこでこの記事では、キャンプ用ナイフを研ぐ際におすすめの砥石【シャプトン(Shapton)】とおすすめの【研磨剤】の解説します。

この記事を読めば、なぜキャンプ用ナイフにお勧めの砥石が「シャプトン(Shapton)」なのかが分かります。

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ナイフや斧の刃を研ぐのにおすすめの【砥石と研磨剤】の紹介

刃物には研ぐ行為が不可欠です

刃物を扱う時点で、おのずと必要になってくるのが「研ぎ」スキルです

切れ味の悪い刃物では作業もはかどりませんし、無駄な力が入ってしまうと危険なナイフになってしまします。

砥石に関しては100円均一、ホームセンター、amazonでも売っていますが、今回は私がナイフや斧の刃を研ぐスキルの上達に貢献してくれた研磨道具のご紹介していきたいと思います。

おすすめの砥石

ナイフを研ぐ行為はとても難しく奥が深い世界だと思いますし、私自身も研ぎの技術はまだまだ未熟です。

ですが、そんな私でもナイフを上手に早く研げた実感が持てた砥石があります。

その砥石は日本の栃木県に本社を置く砥石メーカー「シャプトン(Shapton)」になります。

砥石は「シャプトン(Shapton)」がおすすめ

シャプトン公式サイトはこちら

シャプトンの特徴

  1. 早く研げる:研磨剤の含有率が高いため研削力が強く、短時間での刃付けが可能
  2. すぐ研げる:ご使用前に水に浸しておく必要はありません。水をかければすぐに研げる
  3. ヘリが少ない:結合剤の最適化が研磨剤の能力を引き出し、ヘリの少ない砥石を実現
  4. 豊富な種類:刃の素材や形状に適した砥石を選択することで、仕上りや研ぎ感を追求できる

おすすめは「刃の黒幕」

「刃の黒幕」は世界で初めて粗さごとに色分けされた砥石です。

持ち運びに便利な収納ケースは、研ぎ台としてもご使用になれます。

オイルストーンとしてご利用することも可能です。

出典:シャプトン公式サイト

人口セラミックでできている「刃の黒幕」は非常に研削力がある為、短時間でナイフの刃付けが可能になります。

よって、力をそこまで入れずに研げるため、研ぎの作業に余りなれていない初心者の方でも簡単に研げるようになれると思います。

私自身この砥石を使うまではキッチンにあった適当な砥石で研削していましたが、使用した途端に上手く研ぐことができたことに驚いた記憶があります。

私の砥石はこの2本で完結

基本的に研ぐ工程において砥石の粗さの番手を2倍にしていくのが基本のようです。

例:#500→#1000→#2000→#4000→#8000

しかし私は「#1000」「#5000」の2本の砥石のみでナイフと斧の研ぎをまかなっています

焚火の焚き付けでフェザースティックを作る程度の用途用であればこの2本でも十分に斧やナイフを研ぐ事ができます。

斧であれば「#1000」だけでも十分

ちなみに斧の場合は#1000の砥石だけでも十分に研ぐ事が可能です。

むしろ、「#1000』より高い番手にしてしまうと使用時にチップ(刃が欠ける)しやすくなるのでおすすめしません。

また、斧の刃はハマグリ刃(曲線を描くような刃)な為、砥石の摩耗にムラができ易くなってしまいます。

写真は私が使用している「#1000」の砥石ですが、中央部分が多く削れているのが分かると思います。

摩耗ムラに対してですが、ナイフを研ぐ面と斧を研ぐ面を変えて使ってあげた方がナイフを研ぐ時に精度が良い状態で研げる為おすすめです

砥石で研いだら「革砥(かわと)」で仕上げます

革に研磨剤を塗り、刃をストロップ(革砥に対してバターを塗るように刃を滑らせる)させる事によって、刃の先端に発生するミクロンサイズの「バリ」を取り除き、均す作業を行います。

そうする事によってコピー用紙も「シャー」と切れるカミソリのような刃をつけることができます。

※カミソリのように鋭い刃にすると刃持ち(切れ味が持続する特性)も悪くなってしまうのでバランスが大切ですし、鋼材によってアペックスアングル(刃の先端の角度)の適正範囲が異なりますが、その辺も研いでいるうちに学べました。

ナイフを研磨する際の専門用語は

  • 「べベル」
  • 「セカンドべベル」
  • 「セカンダリー」
  • 「コンベックス」
  • 「グラインド」
  • 「アペックスアングル」

など専門用語が多く、とても奥が深い世界なので先人達のYouTubeなどで私は勉強させて頂きました。

ちなみに研磨剤の荒さによっては「シャプトン#1000」と「革砥」のみでもある程度は研げます。

「革砥」は自作も可能です

下の写真が私が使っている自作の革砥です。

不要になったベルトを木の板に張り付けたモノです。

自宅に要らないベルトがある方は試しに作ってみる事をお勧めします。

こんなものでも十分使えます

下は一般的な革砥です

あまり安物だと革の質が悪く研磨剤が上手く入っていきませんのでおすすめしません

※革砥に関しての注意事項は「革面に使うコンパウンド(研磨剤)の場所は一貫して変えない」または「荒目を使っていた部分に細目のコンパウンドを使わない」事です

コンパウンドが混ざってしまうと狙った番手での研磨が不均一になってしまいます

おすすめの研磨剤

研磨在も安価なものから高価なものまで色々販売されていますが、私は15年前にバイクを磨く為に購入したメタルコンパウンドを使っています

普通に調子いいですが、こちらの商品は参考までにして下さい。

高級ナイフメーカー「バークリバー」のコンパウンドセットになります。

一般的には下記の青棒、白棒が安価で入手し易くおすすめです。

まとめ

今回は私が愛用している研磨道具、研磨剤の紹介記事でした。

正直「研ぎ」の世界は奥が深く、難しいです、、

しかし、私はシャプトンの砥石を使うようになってから格段に研ぎの技術を向上させる事が出来ました。

実際、ナイフの専門家的な方々もシャプトンの砥石を使っているのを見かけますし、私もその方々の評価などを参考にした事が、シャプトンを購入するきっかけにもなっております。

  • キャンプ用にナイフを導入された方で、どの砥石を買うか迷っている方
  • キッチンにある砥石からステップアップを検討されている方
  • ステンレスの堅い鋼材のナイフの研ぎに四苦八苦されている方

上記の方にはシャプトンの砥石をお勧めいたします。