- 「ハスクバーナの手斧」を使っているけど重くて使いずらいんだよね…
- 「ハスクバーナの手斧」もう少し軽く出来ないかな?
- 「ハスクバーナの手斧」重さ問題の解決方法を教えて!
一般的に焚き火で「ハスクバーナの手斧」を使われる方が「片手で使うには重くて使いずらいな、、」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、「ハスクバーナの手斧」を使う際に発生する「斧の重さ問題」を解決する為の『具体的な方法』を解説します。
この記事を読めば、「ハスクバーナの手斧の重さ問題」を解決する方法がわかります。
すでに「ハスクバーナの手斧」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです。
こんにちはTakaです
このブログは私自身が2015年から行ってきた累計275泊のキャンプの経験を用いた視点、実体験をもとに、「ギア紹介」「キャンプ場紹介」「アウトドア日記」などをご紹介する内容になっております
皆様のアウトドアライフの参考になりましたら幸いです
【ハスクバーナの手斧】を180g削ってカスタムした話
初めてのキャンプ用斧に最適な「ハスクバーナ手斧」
私は「ハスクバーナ手斧」を使うまでは「ナタ」を使って薪割りをしていました。
柔らかく、素性の整った針葉樹の薪は簡単に割れますが、広葉樹の薪になると固く締まっておりナタでの薪割作業ではとても苦労していました。
しかしこの斧を使ってみると、節などが無い広葉樹の薪であればナタと比べると簡単に割ることができ、感動するほどでした。
柄のカーブした形状も絶妙で、割るのが容易で楽しく必要以上に割ってしまった記憶があります
私自身のそんな経験からも、初めて使うキャンプ用の斧にとてもおすすめできる斧になっております。
「ハスクバーナ手斧」の詳細は下記記事に記述いたします。
冬キャンプをしてたら斧の重さを感じた
当時の私は冬キャンプを始めるようになっていましたが、夕方から就寝まで冷火を絶やさないようにと長い時間斧を右手に持ち、小割の薪を作る動作が多くなっていました。(今となっては太い薪をじっくり長く燃やすようになりましたが、「当時の私は未熟な焚き方をしていたな」と成長を感じます)
長時間斧を振る作業を繰り返していたせいか、キャンプから帰ると右手首から腱鞘炎のような痛みが出るようになっていました。
斧を削って軽くすれば使いやすいかなと思い、軽量化を図る
上記で記述したように斧を使うことによって手首に痛みが出るようになっていた私は、斧の軽量化を測ってみることにしました。
ステップ1:刃の上の部分を削る
刃の上部を水平に削る
せっかく広い刃渡が狭くなってしまい、「少し失敗したか?」と思いました。
ステップ2:刃の下を削り上げ、柄を削る
- 刃の下側ネック付近を削り上げる。
- 柄が刺さっている部分の鋼材も薄く削る。
ステップ3:刃を薄く削る
刃を薄く削る。
ハスクバーナの刻印が無くなるくらい削りました。
この作業でだいぶ軽くなった感覚がありました。
ステップ4:更に柄をストレートに削り、スリットを入れる
- 柄を細く、ストレートに削る。
- 柄に溝を掘りこむ。
これで少しの握力でグリップするようになりました。
ステップ5:亜麻仁油でフィニッシュ
亜麻仁油を塗り込む。
亜麻仁油を塗り、ウエスで強く擦り込みます。
柄は褐色になり、とても味わいのある外観位なりました。
もはやどこのメーカーの斧かもわからなくなってしまいました。
ちなみに友人のハスクバーナの斧も同じように一本仕立てましたが、この作業は二度としたくありません、、、
研削前後での重さの比較
研削前:987g
研削後:807g
結果、トータル180gの軽量化になり片手で振ってもとても扱いやすくなりました。
今回のサンディングは下記のようなディスクグラインダーで行いました。
まとめ
今回は私が所有している【ハスクバーナの手斧】を使用して感じていた「重さ問題」に対して、私が実践した「カスタム方法」の紹介記事でした。
ハスクバーナの手斧はキャンプを始めたばかりで焚き火が楽しくなってきた方にとてもおすすめできる入門用の斧だと感じています。
しかし使用をを通して感じた「斧の重さ問題」、、、
今回の作業を通して、
軽量化に伴って手返しが上が離、手首への負担も軽減される。
手を加えてあげる事によって愛着が湧き、嗜好が上がる。
カスタムを通して、世界に一つだけのギアに生まれ変わる。
今回の記事が私のように「ハスクバーナ手斧の重さ問題」にお困りの方々の参考になりましたら幸いです。
「世界に一つの斧」を使って行う「焚き火」、、、おすすめ致します。
TAKAさん初めまして川畑と申します。以前から参考にさせていただいていて今回初めてメールしました。実は去年私もハスクバーナの同じ斧を購入したのですが(ワイルドライフには手が出ません!)細かい作業をするには使い勝手がいまひとつでなんとか加工できないかと調べていたらこちらに辿り着きました。大変参考になり自分もやりたいのですが何点か教えていただけないでしょうか。
川畑様こんにちは。
ブログへのご訪問、コメントありがとうございます。
私に答えられる内容であればお答えさせて頂きます。
いかがされましたでしょうか?
TAKAさん早速返信してくださりありがとうございます。まずお聞きしたいのは①刃の上の部分は何を使って削られたのですか。グラインダーでしょうか?また何故上の部分を削られたのでしょうか?②刃の下の部分は何を使って削られたのですか?またどうやって削られたのですか、グラインダーだけだと難しいと思いまして。宜しくお願いします。
ご回答させていただきます。
私自身①、②の箇所共にディスクグラインダーで研削いたしました。
上部の研削理由としては「斧の軽量化の為」「小割り薪を作るのに刃渡りがさほど必要でないと感じた為」の2点が理由になります。
②の研削方法としては斧の柄を傷つけないように工夫しながら研削しました。
具体的な説明ができずに申し訳ありませんが回答とさせて頂きます。
その他でご不明な点がございましたら出来る限りお答えしますので、お気軽に相談下さいませ(^ ^)