- 幕の側で焚き火をしたいけど使っているテントが火の粉で溶けそうで不安なんだよね…
- 色々なテントがあってよくわからない
- 幕の側で焚き火をする際にお勧めのテントを教えて!
一般的に幕の側で焚き火をされる方が「どんなテントを買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、幕の側で焚き火をする際におすすめの焚き火テント【USパップテント】の『ギアの紹介』と『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜ幕の側で焚き火をされる方にお勧めのテントが「USパップテント」なのかが分かります。
すでに「USパップテント」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです
【USパップテント(シェルターハーフ)】は最強の焚火テント
ソロキャンプで焚き火をしてるとコットンのテントが使いたくなりますね
みなさん大好き「焚き火」
焚き火と対峙しながら過ごす時間は最高のひと時ですよね。
ソロキャンプで焚き火をしていると、テントの近くで焚き火をしたくなり、火の粉に強いコットンの素材で出来たテントが欲しくなってきます。
今回はそんな焚き火に適したテント、アメリカ軍で使用されていた軍用テント【USパップテント】のご紹介をしていきたいと思います。
【USパップテント(シェルターハーフ)】の紹介
USパップテント(シェルターハーフ)とは?
パップテントはアメリカで軍隊の為に作られたの実戦用テントです。
辞書では「ふたり用の小さいテント」と定義されて、「シャルターハーフ」とも呼ばれています
兵士1人が1枚所持し、2人で2枚の布を合わせて1つのテントにして2人で寝るように設計されています
日本においてはパップテント=ソロテントとして利用している傾向が強いですね。
片側を跳ね上げれるようにジップ加工をして使っている方も多いです。
現在は生産されていない為に状態の良いモノは数が少なくなっており、高値で取引されているのも目にします。
パップテントの特徴
メリット
コットン生地で出来ているので焚火の火の粉に非常に強い
野営感が強いスタイルが出せる
当時の米軍が実際に使用していただけあってガチな商品
デメリット
独特に匂いがする
2枚で5kg以上あり、非常に重い
豪雨だと水没する
デメリット部分と相殺しても焚き火好きなキャンパーにとっては余りあるメリットがあります。
※撥水加工の注意点
まれにパップテントに溶剤を用いた撥水加工をされている方がいらしゃいます。
個人的な見解ですが、米軍パップテントは生地が厚く多少の雨であれば生地が水分を給水して生地の目が詰まることによって防水効果を生んでくれます。
この特性に対して「撥水加工」をしてしまうと生地の収縮性が損なわれてしまい、生地の柔軟性が固くなり、生地の特性がダメになってしまう事態が発生してしまっているようです。
撥水加工をされる方は上記を認識の上、加工されると宜しいと思います。
私の使い方
1枚目の写真は初張りの時のものです。
ポールを流木などの枝にするととてもワイルドで雰囲気が出ますね。
バックパックも持ち込むとサバイバル感も増して、軍人になった気分になれますね。
上記写真ではインナーにDDハンモックのトラベルハンモックをビビィ仕様でインストールしています。
パップテントはインナーテントが付属していません。
虫が多い季節には上記のような「Bivi」や、「蚊帳」をセットで使うと快適に就寝することができます。
こちらは同じような写真ですが、インナーポールを使用せずにパラコードでリッジラインを作りテントを吊って設営しています。
ポールが無いと広々使えて快適です。
海を眺めながら野営。
軍幕は自然に溶け込みますね。
このような整備されすぎていない野営地に「パップテント」は相性がいいです。
海岸から拾ってきた薪で焚き火を行う。
この時は天気も良く、最高な気分でした。
写真のようにシェルターハーフを1枚で使うのもおすすめします。
虫が少ない初冬のコンディションならコンパクトな装備でも楽しめます。
まとめ
今回は私が愛用している【USパップテント】の紹介記事でした。
結論、パップテントは焚火との相性が最高なテントです。
アメリカ軍が使っていたテントだけあって非常にタフで本物仕様になっております。
現在では市場の在庫も枯渇ぎみで価格も高騰していますが、焚火の愉しさに一歩踏み込んだキャンパーであれば一度は使ってみたいテントの一つだと思います。
- 無骨なソロキャンプをされたい方。
- 焚火と密接なキャンプをされたい方。
- バックパックキャンプでガチな野営をされたい方
上記の方はパップテントの使用をおすすめします。