- ソロキャンプでスキレットを使いたいけど「スキレット」はどうしよう…
- 色々な「スキレット」があってよくわからない
- ソロキャンプ用にお勧めの「スキレット」を教えて!
一般的にソロキャンプを始めた方が「焚き火でスキレットで料理をする際に使うスキレットは何を買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、ソロキャンプでスキレット料理をする際にお勧めのスキレット【ニトスキ】の『特徴』と『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜソロキャンプ用のスキレットに「ニトスキ(ニトリのスキレット)」を選ぶのかが分かります。
すでに「ニトスキ(ニトリのスキレット)」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです
【キャンプ入門】初めてのスキレットはニトリのスキレットがお薦め
初めてのスキレットはニトリのスキレット「ニトスキ」でOK
皆さんはキャンプ料理の際に「スキレット」は使っていますでしょうか?
今回案内するには「ニトリのスキレット」です。
お買い求めやすい価格なのに立派なスキレットとして使えるコスパ最強なキャンプギアの一つです。
私自身今まで300泊のキャンプを行ってきましたが、価格に対しての満足度がとても高いギアになっています。
- 「初めてスキレットを購入される方」
- 「スキレットをお持ちでない方」
今回は上記のような方にお勧めする「ニトスキ」の紹介をしていきたいと思います。
スキレットとは?
スキレットとは、「厚みのある鋳鉄製のフライパン」のことを指します
基本的に鋳物(型に溶かした鉄を流して造る)なので厚みがあり、調理中の食材に熱がゆっくりと均一に伝わり、食材のうまみを引き出してくれる特徴があります。
スキレットの表面には目に見えない細かな穴が空いている為、油が浸透しやすくフライパンなどと比べるとくっつきにくい特徴もあります。
焚火などで強火の直火にでも使用でき、タフに使える点もキャンプに適した調理器具となっています
スキレットの特徴
メリット
- 鋳鉄部分が厚く造られている為に熱伝導が良くムラなく火が通る。
- 保温性が高く熱々の料理を楽しめることができる。
- 使えば使うほど油が馴染んで焦げ付きにくくなる。
- 手入れをすれば一生使える。
デメリット
- 使い始めはシーズニング(焼きならし)が必要。
- 同サイズのフライパンに比べて重い。
- 水分が残っていると錆びる。
- 使用後の処理が少し面倒。
- 洗剤でがガシガシあらえない。
使った後の手入れに慣れてしまえば、デメリッドをメリットが軽く相殺してくれます。
スキレットの取扱い方法
新品の状態から使いはじめる時にシーズニングという焼き慣らしの工程が必要になります
シーズニングの工程
- 洗剤とたわしでよく洗う。(※洗剤はこの時しか使いません)
- 水を入れて沸騰させる。
- 水分を切り空焚きする。
- 白っぽくなったら冷ましてオリーブオイルを全体に塗る。
- 煙がでなくなるまで火にかけます。(すごい量の煙が出ます)
- 冷めたら再度オリーブオイルを塗って火にかける。
- 鉄のニオイを消すためにくず野菜を炒める。
- 水で洗い火にかけて水分を飛ばす。
- オリーブオイルを塗ってシーズニング完了。
シーズニングは「スキレット シーズニング」で調べると出てくるので上記記載で解りずらい方は個々でお調べ下さい
使い終わったら簡単なお手入れが必要
- 水を入れて沸騰させる。
- ササラなどで汚れをこそぎ落とす。(汚れが落ちるまで1と2を繰り返す)
- 水分を切り空焚きする。
- 冷めたら再度オリーブオイルを塗って火にかける。
- 余分なオリーブオイルをふき取って完了
少し面倒ですが慣れれば簡単にできるようになります。
私は中華料理などで使うササラを使って汚れをとっています
スキレットを使う際には革手袋も必要
スキレットは熱伝導が良い分取っ手部分も非常に暑くなってしまう為、革のグローブがあると快適に使えるようになります。
私は「グリップスワニー」の革手袋を使っていますが、熱いものを扱う時はもちろん刃物を扱うときや焚火台のような汚れたものを触る時にも役立っています。
使いこむと手に馴染んでくるのでおすすめします
ニトリのスキレット「ニトスキ」
「ニトスキ」は「お値段以上のニトリ」でおなじみのニトリで販売しているスキレットです。
直径のサイズが「15cm」と「19cm」が販売されていますが、今回は私自身も使っている、ソロキャンプで使いやすい「15cm」の方を紹介致します。
ニトスキの詳細
- サイズ:幅25.5cm×奥行15.7cm×高さ3.3cm
- 素材:鋳鉄
- 重量:約720g
- 価格:¥399(税込)
なんと、2017年当時私が購入した時の金額は「¥499」でしたが、2023年1月時点での価格は「¥399」に値下がりしていました。
物価高等で他のキャンプ道具が軒並み値上げしている昨今でしたが、ニトスキは100円値下げしたいました。
ニトリの企業努力に感服いたします。
当時はオリジナルの蓋の販売はしていませんでした
私が購入したのは2017年でしたが、その頃は本体のみの販売で蓋は自己調達しないといけませんでした。
私はユニフレームの「チビパンの蓋」を使っています
当時色々調べた結果購入したユニフレームのちびパン用の蓋「ちびパンリッド」を今でも使っています。
本体価格が¥990(税込)の為本体より高い価格なので複雑でした。
多少カタつきは有りますが、手入れも簡単なので私は今後もこのセットで使い続ける予定ですし、今でも快適に使用しています。
今は蓋付きも販売しています
以前は本体のみの販売だったため蓋は自己調達しないといけないのですが、現在はネット限定で蓋付きが販売しています。
当時このセットが販売していたとしたら間違いなくこちらを購入していましたね。
私の使い方
私の使用用途としては、
- グリル:ステーキ、チキンソテー、目玉焼き
- 素焼き:野菜、銀杏
- 煮込み:煮込みハンバーグ、アヒージョ
などなど、スキレットはキャンプで大活躍しています。
下記に実際の調理例を記載します。
目玉焼きとウインナーは鉄板
私のキャンプでの朝食は90%の確立で「ウインナーと目玉焼き」です。
焼き上がりがとても美味しいのはもちろんですが、スキレット自体の温度が下がりずらい為、料理が冷さめづらくでおいしく食べれます。
(下の写真は前日作ったアヒージョの影響でオイルが多めになっています)
煮込みハンバーグ
ハンバーグはもちろんですが、トマトソースを入れて煮込みハンバーグが作れる点もスキレットの強みになります。
まるで、レストランのコース料理に出てくるメイン料理のクオリティーをキャンプで味わえます。
アヒージョ
スキレットの得意分野の1つに「アヒージョ」があります。
ホタテ、牡蠣、エビなどのシーフードにキノコやブロッコリー、トマトなど色々なバリエーションで楽しめます。
翌朝残ったオイルをパンにつけて食べても美味しく食べれます。
まとめ
今回は私が愛用している【ニトリのスキレット】の紹介でした
ニトリのスキレットはアウトドアメーカーのスキレットに比べて非常に安価で購入ができ、スキレットとしての性能はそれらと遜色がありません
- キャンプでのスキレットの導入を検討している方
- キャンプでの料理のバリエーションを増やしたい方
- 焚火を使ってワイルドなキャンプ飯を作りたい方
上記の方にはニトリのスキレット、「ニトスキ」でのスキレットデビューをお勧めいたします