テント選びで妥協したら最終的に【HILLEBERG】に行き着いた話

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  • 使っているテントをアップグレードしたいんだよね…
  • 色々なテントがあってよくわからない
  • テントを購入検討する際に「気をつけた方がいい話」を教えて!

一般的にテントのグレードアップを検討されている方が「購入する際に気をつけた方がいい事は無いの?」と悩むケースは非常に多いです。

私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。

そこでこの記事では、テントの購入を検討されている方が「購入する際に気をつけた方が良い話」を実際に私が体験した実例を用いて、【結局HILLEBERGのテントに行き着いた話】を解説します。

この記事を読めば、テントを購入する際は「妥協しない道具選びをする重要性」が分かります。

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ファミリーキャンプからソロキャンプへ

私のキャンプ元年は2015年夏。

当時私はスノーピークの2ルームテント「トルテュPro」でファミリーキャンプデビューしました。

ファミリーキャンパーあるあるですが、翌年には「ソロキャンプ」を始める為にソロ用テントを購入しようと色々なメーカーのテントを調べるようになっていました。

悩んで、悩んで、夢でも悩んだた記憶があります。

キャンプ道具は購入するまでに悩んでいる時間も楽しいですよね。

今回は私が初めて買ったソロキャンプ用の幕を購入した時のほろ苦いお話をしていきたいと思います。

購入したのは「MSRのハバハバNX」

私のキャンプ人生で初のソロテントはMSRでした。

下記に購入に至る経緯から結末までを記載します。

購入に至ったポイント

  1. 軽さ。
  2. コンパクトな仕舞。
  3. 風に強いガチの山岳テント。
  4. インナーのみでも張れる事。
  5. フライのみでも張れる事。
  6. なんか赤いインナーがかっこ良かった。

上記の6つの点で、私の初めてのソロテントは「MSRのハバハバNX」に決定したのでした。

満を持して某アウトドア量販店へ

テントの購入共なれば一大イベントです。

家族みんなで意気揚々と購入前提で某アウトドアショップへ向かいました。

愚問ですが「妻の同意を頂きながら」という点は必須事項です。

「MSRのテントにはMSRのバーナーでしょ!」という事で、シングルガソリンバーナーのドラゴンフライも一緒に購入しました。

ハバハバ:¥68000

ドラゴンフライ:¥23000

燃料ボトル:¥3300

総額は約¥95000になりました。

キャンプ始めてから常に散財モードが続いていましたので、当時の我が家にとってこの金額は何の抵抗もありませんでした、、

初張りした日に返品

購入した翌週には初張りへ行きました

購入から1週間ソワソワしながら生活を送り、購入した翌週には宮城県の吹上高原キャンプ場へ初張りへ行きました。

もちろん「初張り」でしたがさすが山岳テント、説明書なしでも簡単に設営することができました。

下は初張り当日の写真です。

とりあえずスノーピークのヘキサタープを組み合わせて「オガワ張り」をしたかったんです。

前方を解放してインナーに入りながら眺めた景色は最高だったのを今でも覚えています。

しかし事件は現場で起きました、、

初めてのソロ幕に浸っていた私。

そんな私を突き落とすようなテントの異変を発見してしまいました、、、

事件1:インナーテントのボトム部分のシームテープがボロボロになってる、、

事件2:インナーメッシュに5mmくらいの穴が3つ程空いている、、

既にビールを飲んでほろ酔い気分だった私は、、、

一人で激高してしまいました、、、

夢にまで見たソロテントが、、

おおよそ7万円もしたテントが、、、

気が付くと私は「購入した某アウトドアショップ」に電話をしていました、、、

即座に購入店へ返品しに、、

もちろん泊まるつもりでキャンプに来ていましたのでお酒も飲んでいましたが、いてもたってもいられずに妻にキャンプ場まで迎えに来てもらう事にしました。

それから敷地の外に車を一旦置かせてもらい、私たちはキャンプ場から某アウトドアショップへ片道2時間の道のりを走り出しました、、

到着した頃には酔いも覚め、店員さんに対して冷静にクレームを伝える。

いや、意見をお伝えしました、、

店員さん:「これは酷いですね、、交換対応させて頂きます。

私:「いや、返品でお願いします、、、」

無事に返品した後に、またしても2時間の道のりを走り、キャンプ場に駐車していた車を回収しに戻りました、、

往復4時間の道のりでした、、、、、、、、、

当時の情景は今でも忘れられられない思い出となっています。

結果一番欲しかったテントを買うことに

今回の不具合で7万円のテントでも消耗品なんだと思い知らせられた私

同時に、「本当に欲しかったのはハバハバではなかった」という妥協していた自分の気持ちも感じていました、、

そして、今回の不具合がむしろ良かったとも思い始めていました、、

道具選びに妥協をしてはダメなんだと、、

好きな事に対して妥協をしてはいけないんだと、、

不具合がなくてもこのテントは買い替えていたかもしれないとさえ思いました、、、

そして新たに購入したテントは、

スウェーデンのテントメーカーHILLEBERGのNALLO4GT(¥149000)になりました。