一般的に徒歩キャンプやバックパックキャンプなどでギアの軽量化を求める方が「軽量でコンパクトなLEDランタンはどれが良いんだろう、、」と悩むケースは非常に多いです。

私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。

そこでこの記事では、【LEDLENSER（レッドレンザー） ML4】の『特徴』と『具体的な使用例』を解説します。

この記事を読めば、なぜULキャンプに最適なコンパクトLEDランタンに「LEDLENSER（レッドレンザー） ML4」を選ぶのかが分かります。

【LEDLENSER ML4】ULキャンプのLEDランタンはコレ！

コンパクトで軽量な「LEDランタン」という選択

バックパックキャンプのようにコンパクトな装備でのぞむキャンピングに用いるLEDランタンの選択肢は色々ありますが、今回はそんなULキャンプスタイルで活躍してくれるLEDランタン「LEDLENSER（レッドレンザー） ML4」をご紹介していきたいと思います。

手で握れるほどの大きさでとてもコンパクトなLEDランタンですが、とても明るくソロのキャンピングには十分な明るさを確保できます。

徒歩キャンプやULキャンプ、テント泊登山と様々なキャンピングのシチュエーションで使える間違いないLEDランタンになります。

大人気LEDランタン「GOAL ZERO（ゴールゼロ）」

「Goal Zero(ゴールゼロ)」とは？

Goal Zero(ゴールゼロ)社は、企業家のRobert Workman氏が自身の事業で成功を収めた後に、アフリカのコンゴでNPOとして活動した際に住民が電気のない生活をしている所を目の当たりにし、電気を使えない貧困層をなくすことを理念として、2008年に米国ユタ州で設立されました。

GOAL ZEROはソーラーエネルギーシステムを2008年に世に送り出してからポータブルかつあらゆる場所で電気を生み出し使えることが、人間の行動の制限を打破し地球上の人々の生活をさらに良い方へ変化させていくことを信念として、ポータブルエネルギー業界のパイオニアとして成長してきました。
現在は、ポータブルソーラーパネル・ポータブル電源（バッテリー）・アクセサリ（充電式ランタンなど）の3カテゴリを軸として、本部のある米国ユタ州のラボで製品の開発を行っています。

出典：正規代理店　UNBY

Lighthouse Micro Flash（ライトハウス マイクロ フラッシュ）

Lighthouse Micro Flashは、最大150ルーメンのLEDライトを搭載し、本体上部に備えたボタンから、フラッシュライトを含めた3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応したコンパクトなLEDランタンです。
明るさを調節することで最大170時間の点灯が可能なほか、耐水性に優れた設計を採用しており、アウトドアでの使用に最適な製品です。

出典：正規代理店　UNBY

「LEDLENSER（レッドレンザー） ML4 Warm Light」の紹介

「LEDLENSER（レッドレンザー）」とは

「LEDLENSER（レッドレンザー） 」はドイツのゾーリンゲン、ノルトライン＝ヴェストファーレン州を拠点とするLEDライト製品とモバイルエネルギー製品メーカーです。

出典：LEDLENSER日本公式サイト

「ML4 Warm Light」の情報

コンパクトでパワフルな用途が広がる優しい暖色ランタン

ML4 Warm Lightは心地よい暖色の携帯型ランタンです。長さは97mmと小型で、カラビナフックはバックパックなどに装着可能で、アウトドアや街中の様々なシーンで活躍します。最先端のマイクロプリズムテクノロジーが、眩しさを軽減して効率的に周囲を照らし出します。付属の充電池を本体に入れたまま、マグネットチャージャーでUSBポートから充電することができるほか、市販のアルカリ単3形乾電池で使用することも可能です。
※LEDLENSERロゴの位置は個体により異なりますので予めご了承ください。

出典：LEDLENSER日本公式サイト

「ML4 Warm Light」の特徴

私は今回紹介している「ML4 Warm Light」を購入しましたが、光が白色の「ML4」もございます。

1．非常にコンパクトで軽量

「ML4 Warm Light」のサイズは9.7cmと手のひらに乗るほどコンパクトなサイズです。

また、重さは71gととても軽い作りになっています。

2．小さいけどパワフル

手のひらに乗るほどのサイズながら最大光束は300ルーメンとパワフル。

私自身アウトドアの様々なシーンで活躍しています。

※4つのモードがあり、それぞれブースト300/パワー150/ミドル50/ロー5の光束（ルーメン）になっていますが、乾電池を使用時はブーストモードが使用できなくなります。

私自身ミドルでの使用が多く、写真の設定もミドルになります。

3．市販乾電池も使用可能

付属の充電池の他にも、市販のアルカリ単3形乾電池で使用することも可能です。

4．カラビナフックもついている

カラビナフックがある為、パラコードやバックパックのベルトループなどにも装着が可能です。

5．最大7年間の保証期間

標準で2年間のメーカー保証。また、公式サイトからの製品登録をする事によってなんと保証期間が7年に延長します。

「Goal Zero」ではなく「LEDLENSER」を選んだ理由

「Lighthouse Micro Flash」と「ML4 Warm Light」の比較

大人気ランタンのGoal Zero(ゴールゼロ)「Lighthouse Micro Flash」と「LEDLENSER（レッドレンザー）「ML4 Warm Light」を比較してみました。

大きさ、重さで比較

「Lighthouse Micro Flash」

「ML4 Warm Light」

「Lighthouse Micro Flash」に比べて「ML4 Warm Light」はほぼ同じ寸法になっています。

製品重量は「Lighthouse Micro Flash」の「68g」に対してML4 Warm Lightは「71g」ほぼ同じ重さになっています。

大きさ、重さの点ではほとんど同じスペックだと言えます。

性能で比較

バッテリー容量と明るさ

「Lighthouse Micro Flash」

「ML4 Warm Light」

明確な違いは「バッテリー容量」で、「Lighthouse Micro Flash」が9.62Whに対して「ML4 Warm Light」が2.77Whと三分の一の容量になっております。

勿論ですが容量の違いに対してバッテリーの持ちも150ルーメン時の使用時間で比較すると「Lighthouse Micro Flash」が7時間に対して「ML4 Warm Light」が2.2時間と比例したスペックになっています。

また「Lighthouse Micro Flash」は電池残量がインジケーターで確認できる所も部がある結果となりました。

出典：株式会社アスクサイト

保護等級の違い

「Lighthouse Micro Flash」

「ML4 Warm Light」

保護等級の点で2つの製品を比べてみると「Lighthouse Micro Flash」が「IPX6」に対して「ML4 Warm Light」が「IP66」となっており、「Lighthouse Micro Flash」が「防水」のみに対して「ML4 Warm Light」が「防塵、防水」両方の保護等級を満たしていました。

出典：ビビッとマスプロ！みえすぎラボ

バッテリーの違い

「Lighthouse Micro Flash」

「ML4 Warm Light」

使用電池の点で2つの製品を比べてみると「Lighthouse Micro Flash」「ML4 Warm Light」共に「リチウムイオン電池」となっておりますが、「ML4 Warm Light」は単3アルカリ電池での使用も可能になっています。

バッテリーに不具合などがあった際のリカバリーは代替電池が使える「ML4 Warm Light」が優秀です。

価格で比較

「Lighthouse Micro Flash」

「ML4 Warm Light」

価格の点で2つの製品を比べてみると「Lighthouse Micro Flash」と「ML4 Warm Light」の差額は660円と1割ほど「Lighthouse Micro Flash」が安くなっていますが、近い価格帯になっています。

保証期間で比較

「Lighthouse Micro Flash」

「ML4 Warm Light」

製品保証の点で2つの製品を比べてみると「Lighthouse Micro Flash」の12ヶ月に対して「ML4 Warm Light」は標準保証期間が2年、製品登録を行うと7年保証に延長できてしまいます。

結論

上記4点の部分で私は「Lighthouse Micro Flash」ではなく「ML4 Warm Light」のLEDランタンを購入する事にしました。

実際に「ML4 Warm Light」を使ってみて感じた事

暖かい光でいい時間を過ごす

写真は「山形県朝日連峰、小屋泊登山」にて初めて「ML4 Warm Light」を使用した時の様子です。

真っ暗な山小屋でお酒を飲むながらその日を振り返りながら翌日の山行をシミュレーション。

そんな時に「ML4 Warm Light」のLEDながら暖かい光は山小屋でのひと時をより良いものにしてくれました。

キャンピングシーン別の私の使い方

「徒歩キャンプ」で活躍

写真は電車を使った徒歩キャンプに行った時のパッキング内容の写真ですが、このようなキャンピングでは灯油をこぼす心配のなく軽いLEDランタンはとても相性が良いと感じました。

「バイクキャンプ」で活躍

バイクでのキャンプでも気軽にランタンを灯したい。

焚き火をしながら手元をLEDランタンで照らし、快適に過ごしたい。

そんな「コンパクトな装備で望むバイクキャンプ」でも「ML4 Warm Light」は活躍してくれます。

「コンパクトなソロキャンプ」で活躍

これまでのバックパックキャンプでは、灯油ランタンに現地で燃料を入れて使用していましたが、今回「ML4 Warm Light」を導入してみて、「コンパクトな装備でのソロキャンプ」などでは軽量でコンパクトな「ML4 Warm Light」が活躍してくれそうだと感じました。

※使用の際に気を付ける点

光量を求めると選択肢から外れるかも

「ML4 Warm Light」はコンパクトで軽量な反面、長い時間強い光を灯すような使い方には適していません。

実際私は「光量50ルーメンのミドルモード」でよく使用していますが、光量150ルーメンのパワーモードでの使用だと連続使用時間は2.2時間ほどになってしまいます。

光量150ルーメンのパワーモードでの使用を常に使いたい方は追加で予備のバッテリーを購入することをお勧めします。

まとめ

今回は私が愛用している【LEDLENSER（レッドレンザー）ML4 Warm Light】の紹介記事でした。

とにかく「軽い」「コンパクト」「明るい」の三拍子が揃ったLEDランタン。

それが「LEDLENSER（レッドレンザー）ML4 Warm Light」になります。

上記のような方には【LEDLENSER（レッドレンザー）ML4 Warm Light】をお勧めいたします。