- 大型のシルナイロンのタープで使い勝手の良いタープってないかな…
- 色々なタープがあってよくわからない
- 丈夫で長く使える大型シルナイロンタープを教えて!
一般的にファミリーやグループキャンプをされる方が「大型のタープは何を買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、大型で軽量なシルナイロンタープ【HILLEBERG Tarp20】の『特徴』と『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜファミリーやグループでのキャンプにおすすめのタープに「HILLEBERG Tarp20」を選ぶのかが分かります。
すでに「HILLEBERG Tarp20」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです
大型シルナイロンタープなら【HILLEBERG Tarp20】一択
「HILLEBERG (ヒルバーグ)Tarp20」の紹介
私のファミリーキャンプには無くてはならないタープ
太陽の光や雨からサイトを守ってくれる「タープ」。
冬を除いたシーズンでは無くてはならないキャンプギアの一つですね。
タープといえども様々な形、大きさがありますね。今回は私が愛用する大型タープ【HILLEGERG Tarp20】の紹介をしていきたいと思います。
HILLEBERG(ヒルバーグ)とは?
HILLEBERG(ヒルバーグ)はスウェーデンのアウトドアメーカーです。
全部で5つのレーベルに分かれていて、総数はおおよそ57アイテムにもなります。(インナーテントは除く2023年2月時点)
詳細はHILLEBERGの詳細記事ご覧下さい。
「Tarp20」とはどんなタープ?
「Tarp20」はヒルバーグのシェルターシリーズに属している大人数用のタープです。
スタンダードな「4.5m×4.5m」のスクエアタープですが、ガイロープが16本付属しているのが特徴です。
軽量に重きをおいた「tarp20UL」と、遮光性と強度に重きをおいた「tarp20XP」があります。
「tarp10UL」の使用時に感じたのですが、「UL」モデルは重量は軽いものの、遮光性がとても弱く夏場などの日差しが強い環境では快適に過ごすことが難しくなります。
よって、これから「Tarp20」をご検討される方には遮光性の高い「XP」モデルをお勧めします。
タープ20XPのスペック
SIZE & SPECサイズ&スペック
- サイズ :●サイズ/4.5×4.5m ●収納サイズ/約30cm×33cm
- スペック :
- 重量 :●総重量/1.9kg
- 収容人数 :シェルター
出典:ヒルバーグ公式サイトより
タープ20の特徴
下記に私自身が使ってみて感じた特徴を記します。
メリット
- 6~8人でもゆったり使えるサイズ感。
- ガイロープが16本もあるので風速10m手前くらいまでなら安心して使える。
- シルナイロンの為、雨天時の撤収が楽。(バサっと振るえば水分が飛んでくれる)
- ケルロン(ヒルバーグ独自のシルナイロン)の生地が伸びる為張り姿がキレイ。
- ヒルバーグのテントと合わせるとカッコいい。
ゆったり広々使えて、風に強い。
シルナイロンの素材のため、お手入れに気を使わずに済みますし、加水分解もない為長く愛用できる。
デメリット
- 価格が高い
- 2020年11月時点での価格➡︎XP:¥48000(税抜き)UL:¥55000(税抜き)
- 2023年1月時点での価格➡︎XP:¥71500(税抜き)UL:¥70000(税抜き)
私自身、価格を除いて他の部分は非常に満足しています。
今使っている「20MIL」モデルが使えなくなったら、次回は「tarp20XP」を購入する予定でいます。
※初めてこの記事を書いた2020年11月時点の価格から2年が経ちましたが、値上がりが激しいです。
私が使っているモデル「Tarp20MIL」
ご縁があり、私は「Tarp20MIL」を使用しています。
もとは軍隊用に作られたモデルのようで現在は販売を終了しているようです。
通常モデルに比べて遮光性能が非常に高く造られている為、夏場の炎天下での使用の際には非常に重宝しています。
しかし、MILモデルは生地に加工が施してある為に「Kerlon(ケルロン)」(ヒルバーグの生地に使われているシルナイロン)の特性が相殺されるとの事でメーカーの狙いとは異なる商品のようです。
MILモデルは純正のKerlon(ケルロン)生地に比べて劣化が起こりやすいとのお話も聞きました。
私の使い方
初めての設営
写真は初張りの時の様子です。
桜が咲く季節での使用でしたが、「遮光性」が高く、タープ下は肌寒く感じました。
ソロキャンプでの使用
ソロキャンプでタープ下にテントは入れた写真です。
雨天時はタープの有効面積が狭くなるので大は小を兼ねてくれます。
リビングスペースからテントへの移動の際も雨にずれずに過ごせるため快適です。
大人数のキャンプでは本領発揮
もちろん、雨天時や、日がさす天候では「Tarp20」が活躍します。
実際雨が吹き込むような天候ではタープの外周部で過ごしていると雨に当たってしまう形になりますが、「Tarp20」は「4.4m×4.4m」とゆとりのあるサイズの為、風がふく雨天時での使用でも快適に過ごすことができます。
春~秋のリビングは、やはりタープ下が快適ですね。
まとめ
今回は私が愛用している大型タープ【HILLEGERG Tarp20】の紹介記事でした。
一見するとシンプルなスクエアタープですが、ガイロープが多く大型タープの弱点である耐風性が高いのがこのタープの一番の特徴です。
特にシルナイロンのテントとの相性が良く、ヒルバーグのテントと合わせれば見た目もカッコよく。間違いない組み合わせになりますね。
- ファミリーで快適に過ごせるタープをお探しの方。
- テントをタープ下に設置し、雨天時にも快適に過ごされたい方。
- ヒルバーグのテントに組み合わせたい大型タープをお求めの方。
上記の方はHILLEBERGの「tarp20XP」をおすすめいたします