- キャンプ用のバーナーを購入したいけどどうしよう…
- どのバーナーにしたらいいのかよくわからない
- キャンプ用のバーナーを購入する際にお勧めの商品を教えて!
一般的にキャンプ用のバーナーを購入する際に「どのバーナーを買えばいいの?」と悩むケースは非常に多いです。
私は2015年から、6年で300泊のキャンプを行ってきました。しかしそれらを通して、数々のキャンプギアの購入を繰り返し、たくさんお金を使い、たくさんの遠回りをしてきました。
そこでこの記事では、ガソリンのシングルバーナー【MSR ドラゴンフライ】の『特徴』と『具体的な使用例』を解説します。
この記事を読めば、なぜキャンプ用バーナーに「MSR ドラゴンフライ」を選ぶのかが分かります。
すでに「MSR ドラゴンフライ」をお持ちの方は以下の記事もお勧めです
シングルバーナーを1つ選ぶなら【MSRドラゴンフライ】
【MSR ドラゴンフライ】の紹介
MSRとは?
1969 年にラリー・ペンバシーがMountain Safety Research を立ち上げた当時の目標は、登山家にとってベストなギアをつくることでした。ラリーが起こした革新は、彼自身が登山家として抱えていたフィールドでの問題に基づくものでした。バックカントリーに行く人は当時から進化し、それに合わせてMSR の製品も進化し続けました。しかしながら、MSR のデザイン哲学だけは変わらずにいます。登山家に向けた製品をつくる場合であれ、ミニマリストに向けた製品をつくる場合であれ、MSR は常に信頼のできる、高性能のアウトドアでのソリューションとなる製品をつくり続けています。
出典:MSR公式サイト
「ドラゴンフライ」の情報
サイズ | 五徳/φ190mm |
高さ | 100mm |
収納サイズ | 180×120×90mm |
重量 | 412g(ストーブ+燃料ポンプ) |
パック重量 | 578g |
燃焼時間 (600ml液体燃料あたり) | ホワイトガソリン:126分 灯油:153分 ディーゼル:136分 |
1リットルが沸くまでの時間 | ホワイトガソリン:3.5分 灯油:3.9分 ディーゼル:3.5分 |
最高出力 | 約2,192Kcal/h |
使用可能燃料 | DGジェット(出荷時)/ホワイトガソリン・無鉛ガソリン DKジェット(付属)/灯油・軽油(ディーゼル)・ジェット燃料 |
生産国 | Made in USA |
MSRドラゴンフライのメリット
- 年中通して使える(ガスに比べて寒冷に強い)
- 燃費がいい(ガス缶に比べて安い)
- 多少の風であれば風防なしでも使えます
- 弱火ができ炊飯も得意分野です
同社の「ウィスパーライト」と比較される方も多いですが上記メリットにも記載してある「弱火調理が得意」な点で「ドラゴンフライ」に部があリます。
MSRドラゴンフライのデメリット
- ポンピングやプレヒートが面倒。
- たまに簡単なメンテナンスが必要。
- 直径12cm以下のクッカーだとゴトクに乗りずらい。
- 燃焼音がうるさい。(火力をMAXにすると会話できないレベル)
- 分離式の為本体とボトルをバラバラに持ち歩く必要がある。
タンクの内圧を上げる為にするポンピング作業はいつも70~100回は行いますが、慣れれば儀式のようなモノで楽しく行えます。
その中でもMSRの一番のデメリットは大きな燃焼音です。キャンプ場の早朝だと火力MAXでは使えないレベルの爆音がします。
また、五徳に対して直径の小さいクッカーが実質使えなくなります。対策としては直径12cm以下のクッカーを使う際や、飯盒を行う際にはユニフレームのバーナーパットを使用しています。
「ドラゴンフライ」を選んだ理由
私は下記の状況でオールラウンドに使用できるバーナーを探していました。
- 一度に多くの調理を行うファミリーキャンプで強い火力が出せること
- 真冬のキャンプ時でも安定した火力で使えること
- バイクでのキャンプツーリング時にレギュラーガソリンを使用できること
ファミリーキャンプでは大きいフライパンや鍋で一度に多くの調理をする為、火力が必要なケースが多くなりますし、BBQ用の炭に火を付ける際にもドラゴンフライを使っています。(※炭からの熱でパッキン関係が痛む可能性があるのでその点は気をつけて使っています)
また、一般的なガスバーナーでは火力に不安が出る真冬での使用を想定してもドラゴンフライは寒さにも強く、高火力な為、安定した火力を提供してくれます。
バイクでのツーリングキャンプではバイクの燃料である「レギュラーガソリン」の使用も可能になる為、ロングツーリングを想定しても燃料に困らず旅を続ける事が可能になります。
結果、上記の条件を満たしている「MSR ドラゴンフライ」を購入することにしました。
他メーカーのガソリンバーナー
他メーカでメジャーなところではSOTOのMUKAストーブがあります
ガソリンストーブとしての特性としては遜色ないですが私はデザインでMSRを選びました。
MSRの赤いカラーに魅力を感じるのだ私だけでしょうか?
お勧めのホワイトガソリン
ガソリンバーナーの燃料は「ホワイトガソリン」が一般的ですがコールマンなどどの純正のガソリンは比較的に価格は高めになります、、、
4Lで¥2664
それに対して私は下記の「JXTGエネルギー」のホワイトガソリンを使っています。
なんと18Lで¥7300。(※2020年9月時点の価格です)
コールマンの純正ガソリンは4L¥2664、1L¥666に対して、JXエネルギーの方は1L¥406です。
ガソリンランタンなどもお使いの方であれば一つの燃料でまかなえるので、なおさら「JXTGエネルギー」購入をお勧めします。
※2022年12月時点の価格は18Lで¥8500税込に改定されていました。
※今まで4年ほど使っていますがトラブルになった事はありません。成分の変更などの可能性は無いとは思いますが、メーカー指定の燃料以外を使用の場合は自己責任でお使い下さい。
まとめ
今回は私が使用しているガソリンストーブ【MSR ドラゴンフライ】の紹介記事でした。
私は以前SOTOのガスバーナーをファミリーキャンプで使用していましたが、冬キャンプの際に寒さによってガスが出ずらくなる症状を体験してから(一般的な安価なガス缶は気温が10℃を下回るとガスが出ずなり、バーナーがまともに使えなくなります。)ガスバーナーに対して幻滅したのがドラゴンフライを購入するきっかけになりました。
改めてドラゴンフライの特徴としては、
- 年中通して使える(ガスに比べて寒冷に強い)
- 燃費がいい(ガス缶に比べて安い)
- 多少の風であれば風防なしでも使える
- 弱火ができ炊飯も得意分野
ドラゴンフライはバックパック装備以外のシチュエーションでは毎回持っていくギアになっています
もはや爆音の燃焼音に対しては使う度に情緒すら感じてしまっていますw
- 燃料代を気にせずキャンプでバナーを使用したい方
- 弱火から強火まで1年間を通して安定した火力で使用したい方
- ソロキャンプで爆音の燃焼音を通して情緒を感じたい方
- キャンプを始める際にオールラウンドに使え、間違いないバーナーを検討している方
上記の要素がある方は、【MSR ドラゴンフライ】をお勧めいたします。
ドラゴンフライ持ってます。
レギュラーガソリンで使用してます。こちらの方がメリット大きいと思います。
消化後の分離でガソリンが数滴もれるので、あまり使わなくなりました。この漏れが原因で灯油使用はほぼ無くなりました。
今はコールマンのアンレデットシリーズ持っているので、こちらを主に使用してます
でも、ドラゴンフライとして、弱火使用はガソリンストーブ最強と思います。
コメントありがとうございます。
分離時での燃料が滴る点は確かにネックですね、、
レギュラーガソリンを使用していらっしゃるんですね。
私はバイクでのキャンプもするのですが、レギュラーガソリンでの使用は今まで試みたことがありません。
バイクの燃料との統合も近々トライしてみようと思っておりました。
アンデレットのシングルバーナーは一体化で燃料もれの心配もなく、コンパクトで良さそうですね。
いずれにしてもガソリンバーナーのコスパは最強ですね(^_^)w